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2021.11.26
「不便、不自由、不親切」 松下政経塾元塾長、上甲晃さんの『人生の合言葉』からの紹介。
「不便、不自由、不親切」
世の中、手取り足取り、至れり尽くせりがもてはやされる。
それに対して私が主催している私塾「青年塾」の経営方針は、世の中に逆行して、不便、不自由、不親切を誇り高く掲げている。
ホテルや旅館のサービスなら、至れり尽くせりも一つの売り物だ。
しかし、人を育てるうえで、至れり尽くせりは、人を軟弱にするだけだ。
これを世に、“過保護”という。まさに人をダメにする近道である。
“不便、不自由、不親切”とは
「何も与えません。すべて自分で考え、自分で苦労し、苦労しながら何かをつかんでください。」 といった、本当の親心である。
人は苦労しなければ、本当に大事なことは身につかない。
苦労させるには、与えないことだ。
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●たくましく人が育つには 「不便、不自由、不親切」。
いまは、便利になりすぎたのかな。 自由になりすぎたのかな。 親切になりすぎたのかな。
自分が身をもって感じた苦労があって、人は育つのだろうと思う。 ・・・ただ、その受け止め方による差も大きいと思う。
自ら感じて得たものは、人としての「たくましさ」となる! そして、感謝できる人となる! そう思う。